【ブレーキパッド交換】DIXCEL Sタイプの実走レビュー|初期制動が強すぎ?街乗りには不向きかも

エクシーガ

今回は、ブレーキパッドを「DIXCEL S type」に交換して実際に走ってみた感想をお届けします。

結論から言えば、「初期制動の強さ」と「コントロール性の低さ」が気になるパッドでした。私はもう今後買わないと思います。


■ 装着直後の印象:なじみは異様に良い

交換直後によくある「効きが弱い」感覚はまったくなし。
むしろ最初から効いてくれて、「最近のパッドはこうなのか?」と驚くレベル。

しかし、200kmほど街乗りで慣らしたあとの印象は。。。


■ 初期制動が強すぎる

軽く踏んだだけで“ガツン”と効く感覚。
さらに踏力を強めると制動力が一気に立ち上がり、リニアというより“唐突”な印象です。

製品説明には「リニアなコントロール性能」「カッチリしたペダルタッチ」とあるものの、個人的には真逆のフィーリング。

狙った通りの減速がしづらく、コントロール性は正直低めだと感じました。


■ 停止直前の“張り付き感”が不快

特に気になったのが停止直前の張り付き感
ブレーキを緩めながらスムーズに止まりたい場面でも、張り付く感じがあります。

運転が下手になった気分です。


■ 制動力は強いが、ダストが多すぎる…

100km/hからのフルブレーキでは、制動力は強力です。

しかし…ダストの量が多すぎる

2~3日も乗ればホイールが真っ黒になるレベルで、ホイール汚れが気になる人には不向きです。


ローターとの相性は悪くないはず

ディスクローターは同じくDIXCELのSDタイプを使っています。スリット入りです。以前の愛車レガシィツーリングワゴンでも愛用していて、パッドの減りは早くなりますが効きは上がります。体感的には2割ほど制動力が上がる感じ。価格も純正のディスクローターよりも安いので愛用しています。

■ 総評:これはもう買わないな

これまでDIXCELのES(EXTRA Speed)TYPE、Z TYPEは使ったことがあり印象は悪くなかったのですが、このS Typeはどうも合いません。クルマが違えばまた印象も異なるのかもしれませんね。

▼合わないと感じた点

  • 街乗りのブレーキコントロールが難しい
  • 停止直前の微調整がしにくい
  • ダストが多くホイールが汚れやすい

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