愛車スバル・エクシーガのアイドリング不調・トルク不足・燃費悪化に悩んでいた筆者が、「バーダル ダイレクトアプリケーションクリーナー」を用いた吸気系クリーニングで、実際にどの程度改善されたのかを詳しくレポートします。
結論から言うと、アイドリング時の振動が激減し、静粛性も向上しました。
🔧 なぜ吸気系クリーニングを実施したのか?
前回、A/Fセンサー(空燃比センサー)を交換したものの、改善されたのは「排気音」と「トルクのわずかな回復」程度で、根本的な快調には至りませんでした。
次はプラグやイグニッションコイルの交換を行おうと考えたのですが、ショップの方から以下のアドバイスをもらいました。
プラグ、イグニッションコイルの交換はもちろんすべき年数・距離ではあるけれど、その前に吸気まわりのクリーニングをおすすめ。クリーニングを行うとプラグも汚れてしまうので、今のプラグに最後の仕事をさせてから、プラグ交換した方がいいよ
クリーニングだけでアイドリング時の振動が収まることもよくあるよ
確かに筆者のエクシーガは走行距離約9.6万km・車齢14年。吸気系クリーニングのタイミングとしては妥当です。
🧪 使用したケミカル剤は「バーダル ダイレクトアプリケーションクリーナー」
このケミカルは、インテークマニホールド・吸気バルブ・ピストンヘッド・燃焼室までを洗浄する強力な吸気系クリーナーです。WAKO’SのRECSと同様の効果を発揮するものです。
🔍 吸気系クリーニングの作業工程(専門店施工)
1. バキュームホースから吸入
ブレーキ・マスターバックに接続されているバキュームホースを取り外し、そこからインテークマニホールドへケミカルを注入。

2. 黒煙が出る=汚れが落ちている証拠
注入中、マフラーから黒煙が出始めます。これは吸気系に蓄積したカーボン汚れが燃焼によって排出されている証です。
参考:筆者車両は同年式の他車よりやや汚れ少なめ、との事でしたが、それでもしっかり黒煙が出ました。

3. アイドリング状態で薬剤が空になるまで維持
薬剤が空になるまでアイドリングを継続し、作業完了。
✅ 体感できた効果まとめ
作業完了後、試運転。すぐに気が付きました。
停車時の振動がほぼなくなっている。
加えてアイドリング時の排気音が静かになり、ノイズが減りました。
ただ作業後の走行では燃費の向上は見られませんでした。
🧪 その他渡されたケミカル

以下のケミカルも受け取りました(今後使用予定):
- インジェクタークリーナー(燃料タンクに投入)
- エンジン内部洗浄剤(オイル交換前に投入)
これらはタイミングをはかって実施します。効果についてはそれぞれレポートしたいと思います。
❄️ 燃費悪化の原因はエアコンかも?
作業中にこんな指摘もありました。
エンジンの回転上げた時に変な音するね。エアコンのコンプレッサーっぽいね
実は愛車のエアコンは中古での購入当初からあまり効きが良くないなー、と感じていましたが、それはこの車両の車内空間が大きめなのにもかかわらずシングルエアコンだからなのだと解釈していました。
調べてみるとエアコンのコンプレッサーには専用オイルが必要で、これが不足すると負荷が増大し燃費が落ちることもあると判明。考えてみればコンプレッサーはエンジンのクランクシャフトから回転を得て回っているので、回転部を潤滑するオイルがあって当たり前ですよね。。。
今後、エアコンクリーニングも実施予定です。
🧰 DIY施工できる?→ 専用工具が手に入らない
バーダルのケミカル自体はECサイトで購入可能です。
しかし、専用注入装置(バキューマティックアダプター)は一般販売されているものを見つけられませんでした。。
複数サイトを調べてみましたが、「作業には専門的な自動車の知識が必要とされるため、アダプターの販売をしておりません」と書かれている所がありました。プロに依頼するのが良さそうです。
🔎 施工できるショップの探し方
筆者は「RSTコンペティションサービス」にて施工していただきました。
📍 Googleマップで見る
🔚 まとめ:吸気系クリーニングは“やる価値あり”!
- ✅ 経年車(10万km前後)には吸気系クリーニングが有効
- ✅ 特にアイドリング時の振動や静粛性に明確な変化あり
- ⚠️ 施工には専用機材が必要 → 信頼できるショップで実施推奨
🔄 今後の予定
項目 | 実施時期 |
---|---|
✅ 吸気系クリーニング | 済 |
🧪 インジェクター洗浄 | 近日 |
🧪 エンジン内部洗浄 | オイル交換前に実施予定 |
❄️ エアコンクリーニング | 計画中 |
🔌 プラグ/イグニッションコイル交換 | 最終段階で実施予定 |
以上、エクシーガの吸気系クリーニングのレビューでした。
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