愛車エクシーガ、前回はA/Fセンサーを交換しました。
今回は本命のイグニッションコイルとプラグの交換に踏み切りました。難易度が高そうだったので、今回も吸気周りのクリーニングでお世話になった「RST」さんにお願いしました。
プロの作業に手順を学ぶ
お店のピットでは、まずエアクリーナーボックスやバッテリー、そしてエアコンまで取り外して作業していました。


なるほど、こうやるんですねー。やり方は覚えたので次は自分で出来そうです。
10万km無交換プラグの実態
取り外されたイグニッションコイルは14年分の使用感が漂っていましたが、極端な劣化は見られませんでした。

次にプラグ。





4番シリンダーのプラグだけが異常に焼けていますね。 熱的に厳しい場所なのでしょうか。
さらに、電極の減り具合を見ると、1、3、4番が同じくらい摩耗していました。これほど消耗したプラグを見るのは初めてです。約10万km無交換はさすがにNGですね。ちなみに、2番だけはなぜかあまり減っていませんでした。走れていはいますがもっと早くに交換しておくべきですね。
オイル消費の謎も深まる
プラグに付着していたオイルも気になります。愛車は最近のオイル消費が急に激しくなりました。そこで原因を探っていたところ、カムカバーガスケットからのオイル漏れがないことは確認済み。するとピストンリング摩耗によるエンジン内部での燃焼が疑われましたが、今回のプラグを見る限り、エンジン内部で燃えているわけではなさそう。プラグのネジ山に付着したオイルの痕跡からすると、やはりカムカバーガスケットからのわずかな漏れが怪しいということなのか。。。さらなる調査が必要です。
交換したプラグはIRIDIUM TOUGH

交換したプラグは、DENSOのイリジウムタフ。10万kmという長寿命と高い耐久性が魅力です。水平対向エンジンはプラグ交換が大変なので、耐久性重視の製品は助かります。
イグニッションコイルは社外品も検討しましたが、純正品も性能が高いので今回は純正品にしました。
変化は劇的!
交換後の変化はすぐに感じられました。まず、アイドリングがさらに静かに。そして、いつもプラグ交換後に体感するのですが、低速トルクが格段に増して出足がスムーズになりました。高回転は勢いで回りますが、低回転は確実に着火し、燃焼効率が上がるため、トルクの回復がより分かりやすいのです。最近、出足の遅さが気になっていたので、この変化は本当に気持ちがいい!
一方で、燃費はわずかな向上にとどまりました。これまでにエアクリーナー交換、吸気クリーニング、インジェクター清掃、そして今回のプラグ・コイル交換を実施しましたが、燃費は思ったほど伸びません。
かかった費用
費用はプラグ、純正イグニッションコイルの部品代、工賃の合計で¥70,000でした。
※純正イグニッションコイルは2025年度に値上がりしているので以降に交換される型は更に高くなると思います。私の部品は値上がり前に調達していただいていたものです。
燃費改善への道、続く…
となると残りはエアフロセンサーとO2センサー…?
実はこの記事を書いている今、すでにエアフロセンサーを交換し、燃費は以前の水準まで回復しました!しかし、その代わり新たなトラブルも発生してしまい…これはまた別の記事で詳しくレポートします!
次に行ったエアフロセンサー交換については以下の記事をご覧ください。
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