これまで、吸気周りのクリーニング、A/Fセンサー、プラグとイグニッションコイル の交換を行って来ました。それぞれ効果はありましたが根本的な燃費改善には至りませんでした。
簡単なところで他に考えられるのはエアフロセンサー、O2センサー(リア側と言われるものです)。とは言え、下道を走っている分にはプラグとイグニッションコイルの交換により、低速トルクの回復もあり気持ちよく走れていて、ちょうどお盆の時期で帰省の都合もあったので帰宅してから順次行おうと考えていたら、それは帰省の道中で発生しました。
高速走行中にエンジンチェックランプ点灯
関西に向け東名高速に乗り、新東名に入ったころにそれは起きました。
エンジンチェックランプ点灯。
エンジンチェックランプ、VDC警告灯点灯、SIドライブインジケーターが「S」で固定で点滅。
エンジンのダイアグコードを見れるツールを持っていたので確認してみると「P0171 system too lean.(BANK1)」。

燃料が薄い状態であるとのエラー。 エンジンチェックランプ点灯してからは、以下の様な症状が発生しました。
- アクセルを踏んでもエンジンの反応がにぶい
- トルクが細い
- アクセルをパーシャルで踏んでいるような局面で軽くガス欠でも起こしているかのような失火・失速が発生
ツールでエラーをリセットして、SIドライブをIモードにし、3000回転未満で走行するようにしてだましだまし目的地まで走行。走行中に問題の箇所を想像しました。
- 吸気量を正しく検知できていない →エアフロセンサーの不良
- もしくは希薄状態と誤検知している → O2センサー不良
- エラーをリセットすると失火・失速も起きない → 燃料ポンプ不具合は除外していいかも
この事からエアフロセンサー、O2センサーの交換を試そうと考えました。しかし今はお盆です。帰省で3日は関西にいる事、お盆期間中でも調達可能なのがAmazonで購入できるエアフロセンサーだったこと、出先でも交換がしやすい部品という条件から、エアフロセンサーを往路で調達し、帰省先で交換する事にしました。
エアフロセンサーを交換する

購入したのはスバル純正のエアフロセンサーです。(型番:22680AA380)
エアフロセンサーはエアクリーナーボックスに直付けされています。赤丸で囲った部分です。プラスドライバーが1本あれば簡単に交換できます。親戚宅の駐車場内で交換を実施w

結果、燃費、パワー感が復活!
燃費低下の原因はエアフロセンサーだったようです。
エアフロセンサーは純正品の使用を
エアフロセンサーは純正品の使用を強く強く勧めます。以前、BH5レガシィで数千円で購入できるエアフロセンサーを使ってみたことがあるのですが、交換後アイドリングすらまともにしないものでした。ネットで調べてみると安価に販売されているエアフロセンサーはまともに使える物ではないようです。エクシーガのエアフロセンサーで15,000円ほどしますが、純正品を使うようにしてくださいね。
喜びもつかの間、再びエンジンチェックランプ点灯
試運転で峠道を含み数十km走行しましたが、エンジンチェックランプも点かない。
「やった!これで直った!」と思っていました。
帰省を終え、自宅に向かう道中、気持ちよく高速を走行。燃費も高速なので10km/l以上を表示しています。ところが1時間ほど連続走行したらそれは起きました。
エンジンチェックランプ点灯。コードは往路と同じ「P0171」
そしてみるみるうちに燃費は悪化し、通常なら10km/l程度で走れる走行条件(2500rpm程度の定速走行)でも帰宅時には7.2km/lと言う極悪な結果に。
燃費の低下の原因となっていたと思われるエアフロセンサーの他にも不具合があるという事です。となると、あとはO2センサーまたは燃料系(インジェクター、燃料ポンプ)。。。
O2センサー交換で済んでくれると安上がりでいいのですが。。。
長くなってしまったので、後の対応は別記事で書く事にします。
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