これまで私が所有してきたクルマたちを紹介します。
1. アウトビアンキ Y10 Touring
初めての愛車です。正確には、免許を取得した私に父が「乗ってていいぞ」と言ってくれたクルマ。 18歳の私は、最初に見たとき「なんてカッコ悪いクルマなんだ」と思ってしまいましたが、乗っているうちにその美点に気づきました。運転の楽しさと難しさを教えてくれた、思い出深い1台です。
良かった点は、「とても座り心地の良いシート」「アルカンターラの内装」「力はないけど高回転まで気持ちよく回るエンジン」。見た目は地味でも、長距離ドライブでも疲れないシートのホールド感は素晴らしく、4人乗っていても高速巡航は楽々こなせました。 また、現代のFFとは違い、古典的な特性でしっかり荷重移動しないと曲がらない挙動が、初心者だった私に運転の基本を叩き込んでくれました。 この1台との出会いで、国産車しか知らなかった私は欧州車に興味を持ち、しばらく欧州車にどっぷりハマることになります。
2. ホンダ シティ(GA2) CR-i
初めて自分で購入したクルマ。当時、諸費用込みで45万円ほどだったと記憶しています。ジムカーナ界隈では有名な1台。 バイクのように高回転まで回る1300ccエンジンが、わずか750kgの軽量ボディを軽々と引っ張る、とても痛快なクルマでした。今でももう一度乗りたいと思う1台です。
3. プジョー 106 S16

当時、イタフラ系のコンパクトハッチに夢中だった私は、106のルックスに一目惚れ。 このクルマでは、初めてサスペンション交換などのカスタムを経験し、足回りの違いで走りが激変することを実感しました。 週末は金曜の夜、土曜の夜は走りに出かけ、月に3,000km以上走っていました。
カスタム内容は以下の通り:
- ビルシュタイン製ダンパー+スポーツスプリング
- 強化エンジンマウント
- Sparco製セミディープステアリング&シフトノブ、ABCペダル
- スリットディスク+スポーツブレーキパッド
- ブレースバー追加 など
ガソリンとオイルにお金がかかり過ぎて当時私ではこれ以上のカスタマイズは出来ませんでした。106は気に入りすぎて、2台連続で乗っていました。
4. アルファロメオ GTV 3.0 V6

知人のつてで、非常に手頃な価格で譲ってもらったクルマ。 リアサスの影響か、FFとは思えない動きを見せ、公称通り250km/hまで加速可能なV6エンジンを搭載。 アルファ特有の「ピカピカのインテークマニホールド」も男心をくすぐるカッコ良さ。 内装の“ペタペタ問題”ももれなく経験し、自家塗装しました。今でももう一度乗りたいと思える1台です。
5. スバル レガシィツーリングワゴン GT-B e-tuneII(BH5)

大学時代の同級生から譲ってもらった1台。 それまでスバル=インプレッサくらいの認識しかなかった私に、スバル車の魅力を叩き込んでくれた名車です。 過去所有車の中でもっともハイパワー。雨や雪が降るほど走るのが楽しい、優秀な4WD性能を持ったクルマでした。
そして忘れられないのが「ボクサーサウンド」。このツインターボの排気音はクセになるほど気持ちよく、不等長エキマニによる非効率さも気にならない、むしろこの音の為に非効率でも構わないと思わせる程でした。
6. スバル レガシィツーリングワゴン GT-B s-edition(BH5D)

1台目のBH5をエンジンブローで失い、未練が断ち切れずに手に入れた2台目のBH5。最終型D型の特別仕様「s-edition」。 ロックtoロックがクイックにされたステアリング、対向4ポッドブレーキも標準装備。 1台目からメタル触媒・センターパイプを移植、足回りはKYBスーパースペシャル+スポーツスプリングへと換装。
ただし「0.5病(ブースト圧が上がらない問題)」に悩まされ、ブーストコントローラーで“ごまかし”ながら対応。 イグニッションコイル交換などで快調に戻ったものの、4速全開中にまたもや異音。前回と同じ「カリカリ音」。 おそらくメタルブロー。
エンジンオーバーホールも考えましたが、約100万円の見積りと、第3子誕生のタイミングが重なり、そのまま廃車に。 今でも恋しい1台です。
7. スバル エクシーガ GT(YA5) ←現在の愛車

2台乗り継いだBH5があまりにも気に入りすぎて、ファミリーカーとしても“走り”を捨てたくなくて購入。 ネットの評判では好印象だったものの、正直期待しすぎたかもしれません。
- ボディ剛性が低い
- ブレーキが曖昧
- 足回りが柔らかく、コシがない
- パワーも物足りない
同じスバルでも、BH5とここまで違うのか…と落胆。 それでも現在は少しずつ手を入れて、自分好みに仕上げている最中です。当ブログでは主にこのエクシーガについてのパーツレビューを紹介していきます。
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