台湾のタイヤメーカーKENDAのスタッドレスタイヤ「KR36」を購入してみました。いわゆるアジアンタイヤですが、結論から言うと「全く問題なし!」


コスパ最強のスタッドレス
国産のスタッドレスタイヤと比べると、価格はなんと1/3程度。最初は安すぎて少し不安もありましたが、ネット上のレビューを参考にしつつ試してみたところ、これで十分では?と思えるほどの性能でした。
タイヤサイズは215/45R17です。車両はスバル レガシィツーリングワゴン(BH5)です。
❄️ 雪道でのグリップ力
- 気温0度~-5度の環境でテスト
- 新雪・圧雪・べちゃ雪すべてで安定のグリップ力
- 雪道での走行に不安を感じることはほぼなし
気温0度から-5度程度の環境下で、うっすら雪がかぶった路面、雪が少し解けてべしゃべしゃになった路面、新雪10㎝程度の積雪の路面、圧雪路を走りましたが、どの状況でも不安なく走ることが出来ました。
あえて滑らせようとしても、思ったより滑ってくれない位です。
特にべしゃ雪路面は個人的な経験上、不意に滑る事が多い状況ですが、グリップの高さに驚きました。
ドライ&ウェット路面の印象
- スタッドレス特有の柔らかさはあるが、ズルズル感はなし
- 高速走行時も安定
- ウェット路面でのグリップも優秀。
スタッドレスタイヤなりの柔らかさの為、サマータイヤよりは曖昧なグリップ感になりますが、全く問題なしです。
かなり高速域でもズルズル行くこともなく快適に走れました。ロードノイズも気にならない程度です。(トンネルに入るとそれなりの音はしていました)
個人的な経験上、スタッドレスタイヤはウェットで滑る印象を持っているのですが、これも問題ないです。最新の国産タイヤとの比較は出来ていませんが、むかーし、プジョー106に履かせていたブリジストンブリザックでの印象と比較して、今回のタイヤの方が好印象です。特にロードノイズとウェットグリップ。クルマも違うので比較対象としては不適切ですが、大昔のブリザックでも「おお!すごくグリップする!」と感じていたので、アジアンタイヤだから劣るわけではないと思って頂けるかなと。
⏳ 耐久性について
- 約1,800km走行後の状態は良好
減りは、まあ普通なのではないかなと思います。写真は1,800㎞走行後の状態です。
新品時にあった表面の細かいドットもまだ残っています。

経年劣化についてはわかりかねますが、ネット上の検証によると3年以上で急激に硬化し、グリップが低下する模様。国産タイヤは10年経過してもグリップ低下は20%位だそうです。ただこれも捉え様で、果たして10年同じクルマに乗るかと言うところですね。
結論:これはアリ!
性能的にも価格的にも大満足。特に「冬の間ずっと履いておきたい」という人には最適です。
何しろ、215/45R17で11,000円/1本。ブリザックなら1本33,000円以上するので、4本セットなら8万円以上の差が出る計算。
「国産ブランドじゃないと…」と思う気持ちもわかりますが、実際に使ってみるとコスパの良さが際立ちます。スタッドレス選びに迷っている人は、ぜひ試してみてください!
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